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受験前のわが子にどう向き合うか

学習塾マイポートの塾長平野です。

いよいよ岐阜県高校入試まで残り3週間を切りましたね。



マイポートではこの時期、過去問5年分を毎週本番さながらに演習しています。

先週末、5回目の演習を終えたところです。

この時期の生徒さんたちはやっと【本気】で勉強することを覚えるので

1回目(1か月前)の5科目の合計点数から比べて5回目の合計点数で100点近くは普通に上げてきます。

なかには軽く150点近く上げてくる子もいます。

入試までは5回の過去問演習をもとにして弱点を潰していきます。



また、マイポートでは毎週、週間計画を立てて学習を進めていきますが

週の最後の振り返りで、週の総合勉強時間を集計してもらいます。

どのお子さんも最低30時間以上は勉強しています。

多いお子さんだと軽く50時間以上勉強する猛者もいます。

週50時間は難関大学を目指す高3並みですね!!


マイポートは自分で考えて勉強することができるお子さんを育てたいので、塾から帰ってどれだけ自分で勉強できるかを重視しています。

塾に通っているから家では勉強をやらないというようにはしたくありません。


受験前のわが子にどう向き合うか




さて、今年は久しぶりに、斐太高校も高山高校の普通科も志願者数が定員をオーバーしています。

受験に絶対はないので、どれだけ勉強しても悲しい結果になることもあり得ます。

不合格という結果は受け入れたくないですが

自分に向き合い【本当の努力】を貫き、やるだけやった結果の不合格なら、耐えがたいほどの辛い体験にはなりますが、きっとその後に自身の人生において大きな糧となると思うのです。


ですから、この時期私は生徒さんたちにこう言います。

『結果を怖れるな』と。

『自分に向き合い、本物の努力を経験せよ』と。

自分に向き合い、今できる可能な限りの行動の結果は悲しみを乗り越えた後必ず自分の糧となるはずです。


自分に向き合わず、余力を残し、後悔ばかりの不合格

自分に向き合い、全力を出し切った不合格では

同じ結果であっても、その後の長い人生において

後者の不合格は必ずや糧となっていくはずなのです。

実際、不合格をバネにその後飛躍した生徒を何人も見てきました。


ですから、受験生を持つ保護者の皆さん

わが子に結果ばかりを求めることよりも、お子さんが本気で向き合えるよう

『不合格になったらどうしよう』という不安を受け止め

『落ちたって大丈夫!』 『どれだけ頑張れるかだぞ!』と応援してあげてください。


この時期、お子さんたちは自分のためにもちろん勉強していますが

心のどこかで、『お母さんお父さんを喜ばせたい、がっかりさせたくない』気持ちを持っている子が少なくありません。


どうぞ、そんなお子さんたちには『親のために勉強するな。自分のために努力しろ!』と言ってあげてください。


保護者の皆さんも不安だと思いますが、親の不安な姿はお子さんにとって1ミリも役立ちません。

不安な顔を見せたり、不安からくる言葉をかけたりするのではなく


笑顔で『私の子どもなんだからどんなことがあっても大丈夫!』

とドーンと構えてください!

きっと、お子さんにとって困難に立ち向かう大きな勇気を与えると思います。

勉強しなくていいの?そんなんで大丈夫なの?という言葉の代わりに

そっと夜食のおにぎりを作ってあげてはどうでしょう(*^^*)








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