数学が苦手になる原因は、計算だけじゃない!?
こんにちは、マイポート理数担当の山ちゃんです。最近、中学1年生、2年生の後期中間テストで数学の点数が思うように伸びないというお問い合わせが増えています。後期中間テストのテスト範囲が「方程式の利用」「比例反比例の利用」「連立方程式の利用」「1次関数の利用」に入ったことが一因と考えられます。これらの単元に共通するのは、「文章を読んで式を立てなければいけない」という点です。数学は「解き方」「公式」という要素に目を奪われがちですが、実際には書かれた文章の内容が理解できず、得点できない事の方が多いのです。
数学の問題を解く手順を追うと、①問題を読む→②状況を理解する→③理解した内容で式を立てる→④式を解いて答えを出す、という手順を踏みます。多くの人が③が難しいと感じがちですが、実際は、①、②で失敗していることが多いのです。生徒たちは、「数学が難しいからできないのだ」と思い込んでいますが、実際には「文章を読むことに苦戦している」のです。
例題を挙げてみましょう。「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。
①Alex
②Alexander
③男性
④女性
いかがでしょうか?数学の問題ではないので、式を立てる必要はありませんが、こういう問題に正解できない状態で、正しく式を立てる事は出来ませんね。
ちなみに正解は「①Alex」です。みなさんは正解出来ましたか?

そこで、私は生徒たちに文章を理解しやすくする方法を指導しています。問題文を要素ごとに整理する手法は非常に有益で、複雑な文章も細かい要素に分解することで理解が進みます。
先ほどの例文で言えば、「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」とありますが、一文が長くて分かりにくくなっています。これを一つひとつの事実に分けます。
Alexは男性に使われる名前
Alexは女性にも使われる名前
AlexはAlexsandraという女性の愛称
AlexはAlexsanderという男性の愛称
このように要素に分けて、一つひとつ認識することで、事実が何か分かりやすくなりますね。
文章は往々にして長くなればなるほど複雑になりがちですので、分けることで解決する事が多いです。
マイポートでは、こういうコツを伝えながら、生徒の読解力を向上させていきます。
読解力は一朝一夕で身につくものではなく、丁寧な読解の癖を身につけるためには継続的な練習が必要です。ですから、受験が迫って慌てて対策をしても、間に合わなくなってしまいます。読解力を身に付けるには早めの対策が重要です。
数学の問題解決に必要な読解力の向上は時間と継続的な努力が必要です。早めの対策が重要であり、焦らず着実に読解力を向上させていくことが大切です。また、マイポートの数学の授業では、方程式の文章問題で、数字や文字で式を立てる前に、「普段使っている日本語」を用いて方程式を立ててもらっています。これによって、数字や文字がただの記号ではなく、意味を持ったまとまりとして捉えられるようになります。文を区切って読むこと、日本語で式を立てること、これらの指導によって、文章を理解する力と式を立てる力を丁寧に育てています。
小学校算数では、計算をメインにしがちで、数字が結果的に合っているかどうか、というところで理解度を判断されがちです。そのため、意味を理解していないまま計算だけ出来るお子さんが多くいらっしゃいます。そういうお子さんは特に方程式の利用でつまづきます。意味を捉えていないと式が正確に立てられず、正確に式が立てられなければ得意の計算も役に立たないからです。数字の持つ意味に注目する練習を、マイポートで始めませんか?
お問い合わせはこちらからどうぞ。
0577-77-9148
数学の問題解決手順
数学の問題を解く手順を追うと、①問題を読む→②状況を理解する→③理解した内容で式を立てる→④式を解いて答えを出す、という手順を踏みます。多くの人が③が難しいと感じがちですが、実際は、①、②で失敗していることが多いのです。生徒たちは、「数学が難しいからできないのだ」と思い込んでいますが、実際には「文章を読むことに苦戦している」のです。
読解の例題
例題を挙げてみましょう。「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。
①Alex
②Alexander
③男性
④女性
いかがでしょうか?数学の問題ではないので、式を立てる必要はありませんが、こういう問題に正解できない状態で、正しく式を立てる事は出来ませんね。
ちなみに正解は「①Alex」です。みなさんは正解出来ましたか?

読解力を向上させる方法
そこで、私は生徒たちに文章を理解しやすくする方法を指導しています。問題文を要素ごとに整理する手法は非常に有益で、複雑な文章も細かい要素に分解することで理解が進みます。
先ほどの例文で言えば、「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」とありますが、一文が長くて分かりにくくなっています。これを一つひとつの事実に分けます。
Alexは男性に使われる名前
Alexは女性にも使われる名前
AlexはAlexsandraという女性の愛称
AlexはAlexsanderという男性の愛称
このように要素に分けて、一つひとつ認識することで、事実が何か分かりやすくなりますね。
文章は往々にして長くなればなるほど複雑になりがちですので、分けることで解決する事が多いです。
マイポートでは、こういうコツを伝えながら、生徒の読解力を向上させていきます。
読解力は一朝一夕で身につくものではなく、丁寧な読解の癖を身につけるためには継続的な練習が必要です。ですから、受験が迫って慌てて対策をしても、間に合わなくなってしまいます。読解力を身に付けるには早めの対策が重要です。
マイポートの方程式対策
数学の問題解決に必要な読解力の向上は時間と継続的な努力が必要です。早めの対策が重要であり、焦らず着実に読解力を向上させていくことが大切です。また、マイポートの数学の授業では、方程式の文章問題で、数字や文字で式を立てる前に、「普段使っている日本語」を用いて方程式を立ててもらっています。これによって、数字や文字がただの記号ではなく、意味を持ったまとまりとして捉えられるようになります。文を区切って読むこと、日本語で式を立てること、これらの指導によって、文章を理解する力と式を立てる力を丁寧に育てています。
小学校算数では、計算をメインにしがちで、数字が結果的に合っているかどうか、というところで理解度を判断されがちです。そのため、意味を理解していないまま計算だけ出来るお子さんが多くいらっしゃいます。そういうお子さんは特に方程式の利用でつまづきます。意味を捉えていないと式が正確に立てられず、正確に式が立てられなければ得意の計算も役に立たないからです。数字の持つ意味に注目する練習を、マイポートで始めませんか?
お問い合わせはこちらからどうぞ。
0577-77-9148