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中1数学は、ここから(方程式から)が特に大事!!

こんにちは。マイポート理系担当、山ちゃんです。
中学1年生の皆さん、前期期末テストいかがだったでしょうか?
マイポート通常コースの中1~中3の生徒の皆さんの平均点は85点くらいでした。
中には100点の子もいます。90点台常連になってきた子もいます。
とても良く頑張ってくれました。
さて、中学1年生の数学前期期末テストで、「文字式を使って事柄を表す」というところがテスト範囲に入ってきました。
ここからは、数学の授業内容が大きく変わります。今回は、何が難しくなるのかお話ししようと思います。

小学校算数と中学校数学の違い


小学校までの算数では具体的な数を使った計算が中心でしたが、ここからは「文字を使った式」という抽象的な概念が中心になってきます。これは「代数」とも呼ばれ、具体的な数ではなく、未知数や変数として文字を使うことで、数式をより一般化して解く手法です。
例えば次のような問題です。

次の事柄を文字を使って表しなさい。
(1)ある長方形は縦の長さがxセンチメートルで、横の長さは縦よりも3センチメートル長い。この長方形の周の長さは何センチメートルか。
(2)50円の鉛筆と80円のペンを合わせて10本買った。鉛筆の本数をx本とするとき、代金の合計は何円か。
(3)家からxキロメートルはなれた公園へ自転車でいくのに、行きは毎時15キロメートル、帰りは毎時10キロメートルの速さで走った。往復するのにかかった時間は何時間か。
(4)ある中学校の去年の生徒数はx人で、今年の生徒数は去年よりy%減った。今年の生徒数は何人か。


この新しい単元に多くの生徒が苦戦する理由のひとつは、抽象的な概念を扱う点にあります。それまで「3個のりんご」といった具体的なものを数える感覚から、「x=3」という、実際に何を指しているのかがすぐには分からない記号を扱う世界へと変わるため、急に難しく感じるのです。

中1数学は、ここから(方程式から)が特に大事!!


文章読解が数学力に直結する


この時期の生徒にとって大切なことの一つが「文章読解力」です。「数学なのに読解力?」と思われるかもしれませんが、実は数学と読解力は密接な関係があります。特に、文字式や方程式を学ぶ際には、問題文を正確に読み解き、そこからどのような式を立てれば良いのかを理解することが不可欠です。

例えば、「りんごが3個、バナナがx個あります」というような文章があった場合、この「x」が何を意味しているのか、全体の関係性を理解しながら考えなければなりません。このような読解力が不足していると、式を立てることすら難しくなります。

文章を理解する力を育てるために


マイポートでは、数学の問題を解く際に、まず問題文の意味をじっくり考える習慣を生徒に身につけてもらうよう指導しています。単に数式を計算するだけではなく、文章を正確に読み解く力が養われれば、数学の問題に対する理解度も飛躍的に向上します。

抽象的な概念に触れる中学1年生の数学は、最初は難しく感じるかもしれませんが、文章読解力を高めることがその壁を乗り越える大きな鍵となるでしょう。


マイポートでの授業では、このような「数学×読解力」のアプローチで、より深い理解をサポートしています。中1のこの大きな学びの変化に対応するため、一緒に頑張りましょう!

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Posted by 学習塾マイポート at 16:19 │Comments(0)
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