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やる気スイッチ(-_-;)

CMで某学習塾が【やる気スイッチ】なる言葉を使っていますね。


あの言葉を聞く度にイライラするのは私だけでしょうか。
なぜ、イライラするかというと
あのCMで誤解を持ってしまっている親御さんが多いからなのです。。。


そもそも、やる気って塾側のみが出させるものじゃないって
私は思うのです。
もちろん、やる気はある程度引き出せます。
けれど、極めて後ろ向きで
親に無理に連れてこられたような生徒のやる気に火をつけて
それを大きくするのってめちゃくちゃ大変です。
出来なくはないですけど。
それには条件が要ります。(それは後で)

本人に危機感や、目標があるのだけど
いざ、勉強に向かおうとするけど向かえない
なんていう場合ははっきり言って
やる気を引出して大きくするのはそんなに難しくはありません。

このことを【病気】に例えてみましょう。
病気の本人が【治したい】【元気になりたい 】という気持ちをもって
医者を信頼し病気の治療に対して臨むのと
本人は【どうでもいい】【どうせ無理】という気持ちで
医者を信頼せず病気の治療に臨むのとでは
前者と後者のどちらが早く回復に向かうか、効果がでるかは
どなたでもきっと簡単に答えがわかるはずです。

つまり、自分に対し未来に対しポジティブに考えられる子は
やる気を大きくさせやすく勉強の効果もでやすくなり
逆に、危機感も目標も見えていない子は
自分に対して、未来に対してプラスイメージを持っていないので
勉強の効果、理解、講師の言葉などがうまく作用しにくいのです。

では、やる気がでないのは自分に対してプラスイメージを
持てないからなのだとしたら
なぜ自分にプラスイメージを持てないのでしょうか。

自分に対するプラスイメージ=自己肯定感と私は考えるのですが
この自己肯定感はもともと、塾や学校で育まれるのではなく
【家庭】で育まれるものなのです。
自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」
「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態のことです。

もしあなたが、やる気を持って我が子に勉強に臨んで欲しかったら
我が子が自己肯定感をどのくらい持っているかがカギになります。
もっと簡単に言うと
失敗しても、挫折しても、テストの点数が悪くても
【自分のことをどれだけ好きでいられるか】が大事なんです。
自分のことを嫌いだったり、許せなかったら
目の前にテストがあってもやる気なんて簡単に湧きませんよね。

【子どもにやる気は自己肯定感がカギ】なのだとしたら
どうしたら子どもに自己肯定感を持たせ
やる気につなげてもらったらよいのでしょうか。

この問いに対する答えはまず、お子さんを育てている
親御さん自身にまず考えてもらいたいので
答えは次回にまわします。
興味のある方はよ~く考えてみてくださいね。
やる気スイッチ(-_-;)
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