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小学生の【割合】が根本理解できていないと。。。

こんにちは
マイポートで数学と理科を担当させていただいています、山ちゃん(先生)こと、山﨑です。

小学生の【割合】が根本理解できていないと。。。


さて、前回の記事の終りがけに、数学や理科で少ない学習時間で大きく成果を上げるコツについてお話しさせていただくと書きました。今日はこの事についてお話しします。

数学や理科、特に物理は、少しの学習で大きく成果を上げる事が出来る科目です。
なぜ、それが可能なのか?
それは、別の単元で学習した内容を、そのまま転用して、理解を深める事が出来るから、です。

例えば、速さについて学ぶ単元も、%(割合)について学ぶ単元も、共通点があります。
速さの単元で重要な概念は、時速で言えば「1時間あたり」。分速で言えば、「1分あたり」。こういった、単位時間当たりにどれだけの距離を進むのか、という事を理解することが速さの学習のキモです。
%(割合)の学習単元と、これのどこに共通点があるかといえば、
%の単元で学習することのキモは、「1%あたりがどれだけの量か」を把握することにあります。
(割合で言えば、1割に当たる量がどれだけか、を把握すること、と置き換える事が出来ます)
これらの共通点は、「1あたり、どれだけか」という概念です。

このことが分かると、2つの単元は別のものとして扱われますが、片方を理解すれば、自ずともう片方の単元の学習が終了してしまうということになります。
今、例を挙げた以外にも、「1当たりの量がどれだけか」という概念が重要になるものはたくさんあり、
圧力、気圧、密度、一次関数の傾き、三角関数、変化の割合、加速度、化学反応、酸化還元、水溶液の濃度、などなど、数え出したらきりがないほど、この概念を学習内容の中心とする単元はたくさんあります。

つまり、この事柄一つを会得することで、自ずとそれらの単元の学習に大きく役に立てることが可能になるということです。
逆に言えば、この事を知らずに学習を進めると、これらすべての単元を独立した学習内容として、個別に全て学習しなければならないという事になります。
少ない学習時間で、大きく成果を上げる事が出来ることのコツは、このような「メタ認識」という認識方法を取り入れて学習することにあるのです。

私、山ちゃん(先生)はそのような概念を活用しながら、授業を進めてまいります。我が子に習得させたいとお思いの方は、ぜひ、マイポートへ。

マイポートでは、7月より、数学高校の部を開講いたします。山ちゃん(先生)が担当します。

お問い合わせはこちらまで。
0577−77−9148
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