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定期テスト理系10点台→実テ偏差値50超え!に上がった方法

こんにちは。マイポートの理数担当、山ちゃんです。
定期テストで理数科目で10点台だったT君が、最近の実力テストで偏差値50(平均点)を超えました!よく頑張りました!

そんな彼ですが、以前は理科の授業で以下のような質問をしていました。

ある実験で、化学変化で発生した水で試験管が割れるのか、過熱をやめたとき水が逆流して試験管が割れるのか?
一つの実験でどちらの可能性もあるとき、どちらを答えたらいいのかごっちゃになる。
というのです。

彼に質問すると、2つの現象については十分勉強出来ていて、理屈も理解しているようです。だけど、どっちを答えていいのか分からない。
十分勉強しているにも関わらず、なぜそんな現象が起きてしまっていたのでしょうか?
それはズバリ、「問題に問われていることを把握できていなかったから」です。

そもそも、十分学習して知識があったとしても、そのことを聞かれていると認識できなければ、それだと答えることは不可能です。
本当は知っていて答える能力は十分あるにも関わらず、「今聞かれていることは、自分が頑張って勉強して蓄えたあの知識のことだ」と分からなければ、蓄えた知識は蓄えたまま日の目をみないで過ぎていってしまうのです。

日本語で「あなたの名前は?」と聞かれたらすぐに答えられるけれど、知らない言語で「あなたの名前は?」と聞かれたら、そもそも何を聞かれているか把握できないから答えられないのと同じです。答えるべき内容が分かっていても、それを聞かれていると認識できなければ答えられないのです。
答えるための知識は十分にあるのに、答えられない。実に勿体ない。

それを解決するために彼にしたことは、「この問題は、あなたに何を答えろと言っていますか?」という質問をすることでした。
それによって彼は、「今回は、試験管の口を下げる理由を聞かれているから、過熱によって発生した水について聞かれているんだ」と理解しました。
今までは何となくパターンで解法をチョイスするだけだった彼の思考パターンが、問題を理解して対応しようという思考に変化したのです。

勉強してもなかなか成果が上がらなくて困っている方は、「そもそも、問題が何を問いかけているのかを確認する」というのをやってみてください。

数学や理科をパターン暗記に頼っていると、どこかで行き詰ってしまうかもしれません。
マイポートでは、解き方が分かるだけでなく、臨機応変に問題に対応する力が身につきます。

定期テスト理系10点台→実テ偏差値50超え!に上がった方法
新年度最初の定期テストまであと1か月。
お子さんの数学的思考は大丈夫ですか?
パターンで数学理科を処理していませんか?

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Posted by 学習塾マイポート at 19:15 │Comments(0)
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