学習塾マイポートの塾長平野です。
何が起きたかわかりませんが、前回記事のアクセス数がとんでもないことに!!
この記事を書いている時点で
PV数が2347!!
地方ローカルブログなのでこの数字はありえない。
業者によって一時的にぐっとアクセスが増えたのかと最初は冷静にみてましたが、昨日が600越えで今日が2300越え。
もし私の記事がこのご時世必要とされているなら。。。
ということで今回は続きを書いてみたいと思います。
今朝、
こんな記事をネットで見かけました。
来年度の高校入試の出題範囲を縮小する都道府県がいくつもある中で、どうやら岐阜県は例年通りの出題範囲とするようです。。。
約3か月分遅れた学習内容を夏休みの短縮や行事削減などでなんとか対応していくということです。
しかしながら、中学時代は高校入試の為だけにあるのではなく、行事や部活などを通して沢山の貴重な体験を積み重ねられる時期でもあるわけで、それらの為の時間をつぶして高校入試に無理して対応させていくのはいかがなものかと思いますね。
政府、文科省主導によって全国一律に主導されるなら、まだ仕方ないかと思わなくもないですが、記事のように自治体によって対応がバラバラなのであるなら、岐阜県には生徒たちに心ある配慮が欲しかったです。
入試の試験範囲を削減すれば、それだけ授業の進度に余裕が生まれ、生徒たちの心と体のバランスや生活リズムを徐々にもとに戻すカリキュラムを組むことができるはずです。
大人の私たちにはなかなかイメージがつかないことなのかもしれませんが
生徒たちにとって新年度のクラス替えってとってもストレスなんです。
かなりのエネルギーを使うことなのです。
新しく中学生、高校生になる子は余計大変です。
もちろん、受験生も。
大人は大人でコロナ禍による様々なストレスがあるように
子どもたちにだってコロナ禍があるのです。
休校はじめこそ、子どもたちは『やったー学校休みだ~!!』なんて喜んでいましたが、次第に早く学校始まって欲しいって皆が言っていましたから。
大学受験を意識する高校生なんかは学習のリズムが狂ってしまい,思うように勉強が手につかず悩み苦しんでいる子が何人もいました。
何人もの泣きながら自分を責める子の相談に乗りました。17,18歳の子が泣きながら苦しんでいるのです。
繰り返しになりますが、今生活や学習のリズムを崩してしまった子に、正論や親の不安をぶつけないでください。
この長い長い休校期間がなければ、もしかしたら思い通りに生活できていたかもしれないのです。
これはまさにコロナ禍であり、我が子の怠慢、甘さではないとご自分に言い聞かせてください。
長い間、不登校支援をしてきた経験からも言えますが
親の正論、将来の不安をあおるような言葉、例えば『そんなんじゃ、志望校に行けないよ!!それでいいの?』みたいな言葉は一時的に子どもを動かせるかもしれませんが、不安を回避するための行動なので長続きがしません。
なので、往々にして怒って勉強をやらせるとこんな感じになります。
赤:親 青:子ども
注意する ⇒
しぶしぶ勉強する ⇒
もとに戻る ⇒
注意する ⇒
しぶしぶ勉強する ⇒
もとに戻る ⇒
キレて怒る ⇒
自分を責める ⇒
自分はだめな子 ⇒
エネルギー充電できない ⇒
ますます動けない ⇒
また怒る
という負のスパイラルに落ちていきます。
子どもが思い通りに動かない時は、怒っても無駄です。
動いたとしても、それ以降いちいち言わないと動いてくれません。
理想は言わなくても、自分で考えて動ける子ですよね。
だとするならば、マイナスの声掛けではなくプラスの声がけでなくてはなりません。
長くなりそうなので次回の記事では
我が子に異変が生じているときに
どうやってコミュニケーションをとればよいか書いてみたいと思います。