受験前の勇気がでる言葉

学習塾マイポート

2018年03月07日 21:53

いよいよ明日が公立高校の入試ですね。
学習塾マイポート塾長の平野です。


すさまじい勢いで勉強したこの数か月の中3生。
きっと明日は、いっしょに受ける受験生の中で
『自分が一番勉強した!』という自信をもって臨めると思います。
そのくらい頑張ったマイポート中3生。
明日は今までの勉強の成果を存分に発揮してきてください。
健闘を祈ります。


さて、受験前に勇気が出る言葉というテーマです。
塾の先生が、というよりも
親として我が子に向けた場合で書いてみます。


生まれて初めてといってよい位
今日と明日は緊張するかもしれませんね。
そんな我が子に親として何と声をかけたらよいでしょうか。

頑張れ
おまえなら大丈夫
これだけ頑張ったんだから受かる


こんなポジティブな声をかけるのが一般的でしょうね。


でもですね、こういう言葉は案外本人にとってみるとプレッシャーになるのです。
要するに『受かる』という前提で声をかけますよね。

なぜ緊張するのか。
失敗したくないから、でも失敗したらどうしようという
ネガティブな想像を心の中でするから緊張するわけです。

これだけ応援してもらった親のため、自分のためにも受からなきゃいけないという自縛をかけることで
緊張がエスカレートしていくのです。


じゃあどういう言葉をかけたらよいのか。
塾の先生がいうとすごく変にきこえるかもしれませんが


『落ちても大丈夫!』


この言葉を子どもが聞いたら『は?何言ってんの?』ですね。
でも、真顔で真剣に言い切ってください。

落ちたとしても、あなたはそれでもあなたの人生をきっと切り開く力があることを
お母さん、お父さんはわかっているよ
、という気持ちを本気で込めて。(これは口にださなくていいです)

経験上、受験に絶対はありません。
落ちる時は落ちます。

合格だけが成功なのではなく
失敗を経験に変えるたくましい心を育んでいくことが成功なのではないかなと私は考えます。

『落ちてもお前の価値がさがるわけじゃない
落ちることは失敗じゃない
落ちたっていい。お父さんお母さんがついている。
だから今までの努力を存分にためしておいで!』


そんな感じでおくりだしてあげてください。
ただのポジティブな言葉より
『落ちても大丈夫!』の方がとてつもない勇気を与えるはずです。


子どもは親を喜ばせたいのです。
親の期待を裏切りたくないのです。
もし、不合格によって親の期待を裏切ってしまったら。。。

緊張の根源はここです。
親の期待です。

合格でも不合格でも私たちはあなたのことが大好き!
これからも愛しているよという気持ちをこめて
笑顔で『落ちても大丈夫!』って送り出してあげてください。


親の期待から外れたところで受験させてあげましょう。
受験は子離れの大きな試練であるかもしれませんよ。

※ 念のためもう一度
  今回の文章は塾の先生の立場ではなく
  子育てカウンセラーとして書かせて頂きました。
  もちろん、塾の先生としてはみんなが合格できるよう全力で
  応援していますので、ご安心くださいませ(*^_^*)




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