公立高校入試・全入時代 塾は必要か

学習塾マイポート

2023年04月10日 13:58

学習塾マイポートの塾長平野です。


飛騨の長い冬もやっと終わり、桜が満開です。
毎年この仕事をしていると、年が明けてからこの時期まではあっという間に時間が過ぎていきます。


今日は高校の入学式。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

今年の飛騨地区の公立高校入試を振り返ると
ほとんどの高校が倍率1倍を下回り無風状態の入試でした。

例年ならこの時期、マイポートの高校入試合格報告の記事を書くのですが
今年は当たり前ですが、全員合格なので記事に出来ません。。。

ここ最近、この状態が続いていますから
そのうち各高校の定員がまた調整され削減されるかもしれませんね。





さて、この飛騨地区においては
トップ進学高校である斐太高校でさえも、1倍をきっているので、ぶっちゃけ、塾にわざわざいかなくても合格できてしまう状況です。

だとすると、塾に行く必要がないとお考えになるご家庭も当然あると思います。
では塾としての存在意義ってどうなんでしょうか。

中学時代において、勉強の目的を高校合格のみに据えるなら塾に通う必要はなさそうですね。

ところが、その先の大学受験を考えた場合、高校合格だけを目標にしていると、高校進学後、勉強についていけず苦しむことは容易に想像できてしまいます。

現に、斐太高校のお子さんで学校の勉強についていけず、このままでは大学受験が大変なことになるということで、入塾される高校生は少なくありません。

実際には高校の内容がわからないからついていけないというよりは、中学の基礎的な内容がしっかり身に付いていないことで、高校の授業についていけてない子が多いです。

高校入試が終わって、3年後に入試で戦う相手が飛騨の中だけなら、のんびり高校時代を過ごしていいですけど、次に戦う相手は、都会の進学校の生徒たちです。

全国的に高校入試の倍率は下がっていますが、都会の難関高校はそれでもそれなりの倍率なので、飛騨に比べたら比べ物にならないくらい厳しいです。

そんな生徒たちと3年後に戦うので、のんびりしていたら、お子さんによっては大変なことになる可能性がでてきますよね。

ですので、マイポートは中学の塾の利用目的を高校入試合格にするのではなく、大学入試を見据えて利用してもらうことを考えています。(大学進学を考えている生徒さん)

また、点数をとることだけを追求するのではなく、自分で考えて自分で行動できる『自立力』の育成を目指しています。

結局、大学進学後に必要なものは、大学のブランドや偏差値がいくつあったかではなく、自分の思いを実現する力『自立力』『問題解決能力』であると思います。

マイポートとして生徒さんに培ってもらいたいのは、ガリ勉して、目先の点数を上げることではありません。

将来、自分の夢を実現するための力を受験勉強を通してつけていってくれたらと考えています。


そんなマイポートの考えに共感して頂けるかたに是非きて頂きたいと思います。

おかげさまで、この春の時点で教室全体の定員まであと少しな状態です。

特に高校生はギリギリです。マイポートにご興味ある方はお早目の問い合わせをお勧めします!

次回は今年の大学入試で第一志望を実現した生徒さんの合格体験記をご紹介します!





関連記事
募集一時停止のおしらせ
2025年度 大学入試結果報告
高校1・2年生の皆さんへ!今週末は定期テスト対策数学勉強会!
高校数学の壁を乗り越えよう!夏期講習のご案内
ダラダラ生活からの国立大合格体験記
偏差値45からの明治・中央・法政合格体験記
広島大学合格体験記
Share to Facebook To tweet